当日は、2月中旬~3月中旬までの1ヶ月間に、6社7名がインターンを行った成果を発表しました。
①「過疎地域振興活動のPR」 株式会社龍﨑工務店
発表者:インターン生;小澤里奈、株式会社龍﨑工務店;佐藤亜美
受け入れである龍﨑工務店の龍﨑社長が活動する「森と地域の調和を考える会」の取り組みを発信するHP作成が、今回のプロジェクトです。
小澤さんは、地域の人からインタビューをして、WEBサイトにまとめました。
■美和のHP
http://miwa-mori.wix.com/miwa
担当の佐藤さんは、「今まで私たちも聞いたことのない話を、たくさん聞きだしていた。」と、とても驚いた様子でした。
まとめたWEBサイトは、地域の人たちに向けた発表を行いました。
地域の人たちは、あまりのできに「言葉にできない・・・。」と漏らしたそうです。
1ヶ月のインターンシップで、まだ1年生の小澤さんの顔つきが変わり、成長が見えました。
また、美和がとても好きになり、「期間が短かった。また遊びにきたい。」と話しています。
②「小中学生を対象とした宿泊学習プランの作成」 ストームフィールドガイド 発表者:會澤裕貴
※インターン生;浅野嘉輝、担当者;山本滋が不参加のため、コーディネーターによる代理発表
ストームフィールドガイドさんは、那珂川を中心に、カヌーやラフティング、ネイチャーガイドを行っています。
浅野さんは、1ヶ月のインターンシップで、カヌーやラフティングなどを行いながら、清流「那珂川」の魅力を感じたそうです。
この魅力をもとに、小中学生向けの宿泊学習プランを作成しました。
自分がやりたいと思うことを詰めるだけでなく、安全面や費用など色々考慮しなければならないことを学んだそうです。
今回、学校へ営業することはできなかったのですが、「GWや夏休みを利用して、こちらに来て、営業したい!」とコメントしていました。
③「究極のふわふわクレープを目指して」 株式会社創榮 発表者:インターン生;鈴木ありさ、株式会社創榮;小野智
北茨城市平潟で、「てんごころ」というお菓子屋を営む創榮さん。
いばらき県北ご当地スイーツ総選挙の和菓子部門で優勝した「いちご大福」などを販売しています。
今回は、クレープの販売を目指し、ふわふわの生地作りを行いました。
1ヶ月間試行錯誤を繰り返し、完成まであと5%とのこと。
鈴木さんの地元であるため、4月以降も通って完成させたいと意気込んでいました。
④「地域の魅力を生かした宿泊プランづくり」 株式会社里山ホテル
発表者:インターン生;高穎瑜・菅宮泉、株式会社里山ホテル;堀田誉
「里山3.0」というビジョンを掲げ、里山のライフスタイルを発信する里山ホテル。
今回は、宿泊プランをインターン生2名に作ってもらいます。ホテルの裏方(清掃や配膳など)業務、除草のために飼っているヤギの世話もこなしながら、宿泊プランを練りました。
作ってもらったプランは、高さん・菅宮さんでブラッシュアップをしながら、里山ホテルさんに引き継いで、販売を行う予定です。
⑤「大学ゴルフ部合宿の聖地化プロジェクト」 日立観光開発株式会社
発表者:日立観光開発株式会社;根本隆
※インターン生;浜崎皓大は、就職活動のため不参加。
日立観光開発株式会社は、神峰山にある日立ゴルフクラブを運営しています。
公益型のゴルフ場を目指し、「市民による、市民のための、市民ゴルフ場」という理念を掲げています。
若年層のゴルフ離れが進むため、ゴルフ部向け合宿プランを作り、営業開拓を行うプロジェクトをインターン生に担ってもらいます。
ホテルと提携し、合宿プランを作成した後、37のゴルフ部に連絡をとったそうです。
その内、4校は好感触であったため、今後浜﨑さんも一緒に交渉をしていきたいと語りました。
ちなみに、インターン期間中に浜崎さんは、ゴルフの腕がかなり上がったそうです。
発表者:インターン生;木村静香、株式会社魚の宿まるみつ;武子能久
魚の宿まるみつは、アンコウ一筋60年、おもてなしが自慢の旅館を営んでいます。
今回は、このアンコウを使ったご当地弁当を作り、北茨城をPRしたいと考えています。
木村さんは、フードコーディネーターさんのアドバイスを受けながら、お弁当を完成させました。
お弁当の中身は、「アンコウめし」、「アンコウの唐揚げ」、「アンコウのトマト煮」、「レンコンとパプリカのマリネ」、「アンコウ団子」、「スイートポテト」と地元の食材をたくさん使っています。
また、今後は木村さんのスキルを活かして、お弁当のパッケージデザインを作る予定です。
最後に、このお弁当は、4月11日(土)に「てんごころ」で販売することを発表しました。
このような形で、今回の春のインターンシップは終了になりました。
インターンシップ期間は、1ヶ月と短いものでしたが、学生は引き続き関わっていきたいと感じるとともに、茨城への愛着が増していました。
新年度より、次回の夏のインターンシップに向けて、活動を開始しています。